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根本 匠ねもと たくみ

自民党東日本大震災復興加速化本部長
国家基本政策委員長 衆議院議員
福島県第二選挙区支部郡山市/須賀川市・鏡石町・天栄村/田村市・三春町
・小野町/石川町・玉川村・平田村・浅川町・古殿町
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郡山市

なかまち夢通り

長年停滞してしまった郡山駅西口再開発事業の余波は、古くから地域一番の繁華街として賑わいのあった「郡山市中央商店街」にも悪影響を及ぼす。郊外型大型店の相次ぐ出店やバブル崩壊による価格破壊により空き店舗が発生し、来街者が減少するなど、郡山でも全国的に問題となっている中心市街地の空洞化が顕在化。郡山市中央商店街振興組合は、「エレガントでダンディーな街」をコンセプトに、世代を超えて楽しめるユニバーサルデザインの街づくりをめざし「道路高質化事業」に着手する。中小企業庁のリノベーション補助金を活用して国・県・市が各3分の1(5000万円)負担、総額1億5000万円の事業費で整備事業がスタートする予定だったが、国からの内示は5000万円が3500万円に減額され、県・市も横並びになるので総事業費が1億500万円にしかならず、計画通りの事業完遂が難しくなる。同組合まちづくり委員長の齊藤久之丞、高橋良和ら関係者の間に動揺が走った。

そのとき、匠が動いた!

「総事業費1億5000万の事業が1億500万円に減額されたら事業自体成り立たない。全国のトップを切って中心市街地活性化法を適用させたまちづくりの先進都市、その中核となる郡山駅西口再開発事業に付随するプロジェクトだから失敗は許されない。予定通り遂行すべきだ」。事態を憂慮する根本は、中小企業庁幹部に対し政策論を展開。根本の説得が経済産業省・中小企業庁を動かし、満額となる1億5000万円を確保。さらに3年後には、郡山駅前大通商店街振興組合のアーケードリニューアルの際でもリノベーション補助金を獲得した。3年間で2箇所もリノベーション事業を行うのは全国的に例がない。