衆議院議員 福島2区(郡山市、二本松市、本宮市、大玉村
2012.10.14

全量検査で安全を担保されている米は出荷を認めよ!

  福島県産米の出荷自粛問題について、この問題を抱える市町村長はじめ農業者の皆さんが、これまで政府・民主党に要請、陳情を繰り返し、さらに上京し農林水産大臣へ要望をおこなって来たにもかかわらず、出荷時期が来ても一向に改善策が講じられていませんでした。

  私は、9月下旬に、「全量全袋検査で安心が担保されている米についても、地域全体のサンプリング検査が終わるまで、出荷自粛を強いられる。」という声を、初めて耳にしました。“こんな不合理なことはない、政治は国民のためにあるものだ!”すぐに、現場の声を吸い上げ、反映させるため、地域の農業者から問題点を聞くとともに、農水省、厚労省とも議論をし、自民党農林部会で最も農政に精通している宮腰光寛衆議院議員とともに、高松義行本宮市長、浅和定次大玉村長、自治体の担当者や農業者のみなさんとの意見交換、全量全袋検査の緊急現地調査をし、「地域の現場に出向き、現状をしっかりと把握し、政策に反映させる。」という自由民主党の草の根の政務調査活動をさせていただきました。
  10月10日に、自民党農林部会にて、制度上の問題を解決するべく、私の提言書「全量検査で安全を担保されている米は出荷を認めよ!」を国に要請しました。早速、農水省でも福島県、関係自治体と制度の改善策を見出す前向きな協議に入り、早期の自粛解除が実現、10月14日から出荷し始めました。

  私と自由民主党とは、地域の声を吸い上げ、地域の立場で政策を推進し、政治のリーダーシップで、国を動かす所存でありますので、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。